ブルーシート 雨対策

 雪の影響の続きです。今週になって瓦屋根、雨樋の被害が注目されるようになりました。特に瓦屋根において落雪が下屋の屋根瓦を破損させたり、軒先瓦を根こそぎ剥がして雨樋にも被害を与えています。瓦は組み合わせて葺いているので金属屋根のように防水性を高められません。今回のように破損して下葺材のルーフィングが見えている状態はよろしくありません。これまでに現地調査したお宅の中で特にひどい状況だった屋根にブルーシートをかけてきました。なぜなら本日昼頃から雨の予報が出ているからです。

 屋根にブルーシートがかけられている状態は3年前の東日本大震災以来です。職人が非常に多忙ですので私が屋根に登り、行ってきました。ブルーシートは屋根に使用する場合は肉厚の質の高いものを選択した方がよいです。防水性に富んでいます。輸入物の雨水ブルーシートは風化が早く、長時間雨に当たりますと、矛盾した言い方になりますが、雨が中に浸みこんできます。まずは屋根の破損した部分を清掃し、屋根面の泥、埃を取り除きます。そして破損部分の寸法を測り、一度下に降りて地上でブルーシートを裁断します。ブルーシートのもともとのサイズは2間×3間(3.6m×5.4m)です。この大きさで屋根まで運ぶこと自体が大変です。地面で切断作業を行った方が落ち着いて危険性もないので焦らずできるのです。効率よく切ることがブルーシートのムダをなくします。よいことですね。

 裁断ができましたらシートをかけていきます。瓦の端部、被害を免れた部分を少し起こしてシートをはさみこみます。シートの端部、既存瓦との接着は防水テープ「エースクロス011」がお勧めです。粘着性があり、カットしやすく、気密防水用です。できるだけ細かいピッチで貼り付けてきました。これで雨が降っても100%ではないですが大丈夫です。

シートを被せた後
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シートを被せる前
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