福岡政行氏 講演会 vol-1

 社団法人前橋法人会 臨時総会記念講演会が開催され、白鷗大学教授/東北福祉大学特任教授 福岡政行氏が講師でした。福岡氏は久米宏氏がニュースステーションのキャスターを務めていた時のコメンテーターでした。もう20年近くは経ちますか・・・?当時からそうでしたが、現在も歯切れのよいお話は健在です。1時間半の講演でしたが、あっという間に過ぎてしまい、様々な分野についてお話ししてくださいました。

 自己紹介から入りました。昭和20年生まれだそうです。今年で68歳になります。早稲田大学政経学部を50科目中48個の「優」という、大変優秀な成績で卒業し、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了、明治学院大学法学部非常勤講師を皮切りに、各大学の教壇に立ち、現在に至っています。これだけの経歴があれば、政界とのコネクションも相当なものです。ここでしか聞けないお話も聞くことができました。可能な限りお伝えします。

 本論に入る前に四点、お話しされました。順に書いていきます。

 ・昨年の今頃は・・・。
このように言っていたそうです。「この民主党政権が続いていると日本がつぶれる・・・」と。その時と比較しますと、円も1ドル=93円、94円になり、少しは明るい兆しが見えてきました。しかし、リーマンショック前は1ドル=120円だったそうですからまだまだなのでしょう。ちなみに私が気になる副島隆彦氏は60円になる時が来ると言っておられました。これをまだ信じている部分もありますので、今の状態が日本経済の本当の姿かどうかはわかりません。一時的なもので終わらないことを願うばかりです。

 ・日銀総裁人事
これも根が深いようです。浜田宏一(はまだ こういち)、ハマコーではありません(笑)。高橋洋一という評論家を紹介してくださいました。お二人の著書は金融に関して興味深い内容になっていて現在の日本の実情を知ることができるそうです。日銀総裁を安倍首相は民間から登用したい考えと麻生財務大臣は旧大蔵、財務勢力から登用したい考えの綱引き状態だそうです。この結果次第で日本経済も変わってくるのでしょう。注目したいです。先にご紹介した浜田宏一氏はアベノミクスの原案を書いた方らしいです。

 ・現在の安倍政権
今のところは順調にきていることを話されました。しかし、前回、退陣した原因は体調を損ねたことが発端となって崩れてしまったことを福岡氏は懸念していました。「政治家はメンタル的に強くなければいけない。メンタルからくるストレスに今後どう立ち向かうか・・・?」が安倍首相の一番の課題だそうです。今は今年の参院選に是が非でも勝たいたいのです。

 ・尖閣問題
防衛大臣の人選の疑問を唱えられました。そして、中国のしたたかさに要注意だそうです。中国は「どのようにしたら尖閣諸島を自国の領土にできるのか?」を戦略的にいくつものシナリオを描いてしたためているそうです。そして、現在、起きている大気汚染、PM2.5の問題も絡めて仕掛けてくるというのです。この一連の流れが習近平体制のもとに整備されているそうです。それに対して日本はあまりにも後れをとっていないか・・・?福岡氏は警鐘を鳴らしておられました。

 以上が序論でした。次回からは本論に入ります。

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