スパンドレルの外壁

 スパンドレルを外壁材として張りました。スパンドレルは天井や看板によく使用されます。看板の場合、目地なしのタイプがほとんどです。目地なしは突きつけで張られていきますので仕上がりは遠くから見ますと、一面平らに見えます。このような状態から、看板屋さんが入り、カッティングシート等で装飾していきます。この一面平らな状態を外壁に採用された現場が本現場です。

 使用材料は、アサヒスパンドレルF型目地なし面幅120㎜カラーガルバリウム鋼板t=0.5㎜GM5メタリックシルバーです。コーナーの出隅部分も同材で納める指示をいただきました。割付を重視し、張り始めを限定し、片側から張っていき、コーナー部分で面幅の広いスパンドレルを調達し、現場の寸法に合わせて加工場で出隅の形状に折り曲げて取付けました。最近、同材でコーナー部分を納める現場が多くあります。役物を使用しないので仕上りがシンプルであることが支持される要因だと思います。
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 笠木を取付けて雨仕舞が完了
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 屋根外壁取合部分納まり
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 完成
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 スパンドレルに限らず、サイディングはそれぞれが業界用語でいう「オス・メス」になっていて、はめ込みながら張られています。何かの衝撃で外壁の一部が傷ついた場合、その部分だけを交換することができません。ここが最大の難点です。一度はがしてから再度復旧しない限り、きれいには納まりません。この点だけをご了承いただければ、金属系サイディングは耐久性に富み、「水を削ぐ」ことに一番すぐれている素材なのです。この「水を削ぐ」という表現、よい表現です。私達が常に念頭に置いている意識です。これに関しては後日、お話しいたします。

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