瓦棒葺の改修 vol-9

 屋根葺きが軌道に乗れば、一気にスピードがアップします。ハゼ式折板と同じ要領で施工していきます。水上部分は水止面戸を使用せず、曲げ加工して立ち上げました。水止面戸を使用しますと、屋根材との接点はシーリングです。長い年月を経れば、シーリングは劣化します。そして、建物が鉄骨ですので、どうしても「動き」があります。その振動を繰り返せばシーリングが切れてしまうこともあります。雨漏りの原因になります。これは経験則ですが、天井が張られて下から屋根材が見えない場合は水止面戸を使用せず、立上げ加工をした方が間違いないです。立上げ加工は屋根材と一体になっていますので雨水を完全にシャットアウトします。防水性は完璧なのですが、屋根を折り曲げて加工しますので意匠性は劣ります。ゆえに、屋根が表しの場合は見栄えが悪くなりますので水止面戸を使用します。

 すでに取付けてあるタイトフレームに専用の吊子をボルトで締めつけて止めていきます。そして、「ガチャ」という締め機で部分的に屋根材と屋根材を接合させていきます。そして、部分的に締めましたら今度は本締めです。「電動シーマー」という専用の機械を使用しまして一気に締め上げます。セットしてしまえば自走しますので効率性が向上します。そうは言っても、電動シーマ―が端部付近にさしかかった際には人間が見ていないといけません。
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 これで屋根葺きは終了です。ここまで来てしまえば、とりあえずは雨漏りの心配も軽減します。残すところ、軒先面戸、エプロン面戸、ケラバ包み、ルーフファン廻り水切等の水切・役物を取付けます。

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